洪水多発あえぐジャカルタ 地盤沈下と海面上昇複合 移住や防潮堤、解決遠く

admin By admin 2025 年 10 月 12 日

洪水多発であえぐジャカルタ ~地盤沈下と海面上昇の複合問題~

2025年10月13日 7:56(更新 7:58)

※この記事は有料会員限定です。

インドネシアの首都ジャカルタでは、1,000万人を超える人口を抱える沿岸地域で、満潮時の洪水が頻発しています。これは生活や工業用途で地下水を過剰に汲み上げたことによって地盤沈下が進み、さらに地球温暖化に伴う海面上昇が重なったことが主な原因とされています。

特にジャカルタ北部の沿岸部では、地盤沈下が深刻化しており、かつてない規模の洪水被害が発生しています。写真はインドネシア政府が提供した、船のように浮かぶ水上ハウスの様子(2025年8月撮影)で、洪水被害を受けやすい地域での新しい生活様式を模索する取り組みの一例です。

この状況に対し、政府は移住政策や防潮堤の建設など、多様な対策を進めています。しかし、地盤沈下の進行速度と海面上昇の影響により、問題の根本的な解決は依然として遠い状況にあります。

今後、気候変動のさらなる影響も予測される中で、ジャカルタの洪水リスク軽減に向けた国内外の協力と持続可能な対策が求められています。

※この記事の全文は有料会員限定です。7日間の無料トライアル(1日37円)で読み放題。年払いプランもございます。

https://www.nishinippon.co.jp/item/1410662/

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *